子供の身長を伸ばす方法とは。必要な食材や栄養を紹介します。
このサイトをご覧になられた方は、お子様の身長を気にされている方だと思います。
この記事には、身長を伸ばすための栄養素や食材リストがありますので、是非参考にしてください。
和食は日本人の長寿に貢献し世界から注目を集めています。
日本人らしく和食で身長を伸ばしたいですね。
和食の良いところを十分に引き出す
先日身長を伸ばす方法を紹介しました。
こちらも参考にしてください。
和食と洋食の「いいとこどり」をすればいいのです。
和食の長所
- 脂肪が少なめ
- 日本人の体質に合っている
- 四季折々の豊富な食材
和食の短所
- たんぱく質が少なめ
- 塩分が多め
洋食の長所
- たんぱく質が多い
- カルシウムが多い
洋食の短所
- 脂肪が多め
- カロリーが高め
ヘルシーな和のカルシウムとたんぱく質
和食はカルシウムの宝庫です。乳製品のカルシウムと異なり、脂肪をほとんど含まない和のカルシウムは貴重で、強靭な骨作りのもととなります。
特に大豆製品の優秀さを特筆すべきです。
乾物は保存がきき、使いやすい
乾物は、カルシウム等の栄養分が豊富で長期保存ができ、調理の際には簡単に使えます。
大豆製品マメ知識
大豆は「畑の肉」と呼ばれ、たんぱく質が豊富に含まれるヘルシーな食材である。

大豆をたくさん食べている人は、コレステロール値が低く心臓病による死亡率が低いのです。
具体的な食材として、豆腐、納豆、枝豆、みそ、厚揚げ、豆乳・・
高身長国のレシピに学ぶ
世界の国々の平均身長を測定すると、日本人は先進国の中で最下位。
高身長国の人々と一体何が違うのか。
アイスランドは世界屈指の高身長国。
平均身長 男性:180㎝ 女性:167㎝
アイスランドは魚の消費量が世界一です。
高身長国の中でも、オランダ、ドイツ、イギリスは生活習慣病が多く、平均寿命が短い方です。
アイスランドは、世界トップクラスの高身長国、長寿命国なのは魚から多くのたんぱく質をとっているからである。
魚介類の脂肪と肉の脂肪の違い
魚介類に含まれるDHAやEPAは生活習慣病を予防し、動脈硬化を起こしにくい特徴があります。
日本の高身長県でも魚介類の消費が多い
- 1位 石川県
- 2位 秋田県
- 3位 青森県
- 1位 青森県
- 2位 秋田県
- 3位 富山県
- 4位 石川県
一致していますね。
もはや魚を摂取するしかないでしょう。
米、穀物類にも目を向ける
日本の肥満の少なさと平均寿命の長さは、お米のおかげでもありますが、欧米と比較すると、米からのたんぱく質の摂取も少ないのです。
お隣の韓国は日本より平均身長が3㎝高く、日本よりも1.3倍のお米を食べていると言われています。
高たんぱく質低脂肪食を作るには
たんぱく質につきまとう脂肪を取り除くことです。
「油で揚げる、炒める」 ⇒ 「蒸す、茹でる、網焼き」で油を落とす方法です。
(例1)
豚ロースのカツ 脂肪35g エネルギー47kcal
↓
豚ロースの煮豚 脂肪17g エネルギー240kcal
(例2)
牛肉すき焼き 脂肪30gエネルギー 430kcal
↓
しゃぶしゃぶ 脂肪19gエネルギー250kcal
◆肉の脂肪をある程度カットする工夫
脂身10gには70kcalもの脂肪が含まれ、さらに脂身はダイオキシンや残留農薬で汚染されている可能性があります。
鶏肉は、皮を取ると脂肪を減らせます。
焼いた肉は、敷き紙を敷いて脂肪を吸収します。
肉の選び方
肉のたんぱく質は身長を伸ばすのに非常に有効ですが、脂肪は身長を伸ばす効果が少ない。
霜降り牛肉は、メタボリック症候群にかかった肉で、身長を伸ばすのには適しません。
鶏のささみが低脂肪でおすすめ。
アイスランドでは、牛や豚よりマトンを多く食べています。
マトンは脂肪がとても少なく、高たんぱくで低脂肪です。
魚介類の選び方
アイスランドでは、脂肪の少ないタラが多く消費されています。
日本人は脂ののった魚を好みますが、低脂肪の魚に目を向ける必要があります。
まぐろの赤身はOKだが、トロは脂肪なのでNGとうい具合です。
但し、魚の脂は血圧やコレステロールを下げる働きがあるため、ある程度の摂取はもちろんOK。
高たんぱく質、低脂肪の魚とは?
タラ、マグロ、カツオ、ヒラメ、エビ、アジ、タイ、サワラ、タコ、スズキなど。
汚染物質は脂肪にたまる
化学物質に汚染された食品や、不必要な化学物質の添加について知っておく必要があります。
いったいどのような食材が危ないのでしょうか。
それは、肉や魚の脂肪や内臓です。
野菜の残留農薬にも注意が必要です。
農薬は洗えばかなり落とせますが、農薬やダイオキシンなどに汚染された肥料を動物が食べると、一部が腸から吸収されます。
そして汚染物資は肝臓に運ばれ吸収されるのです。
加工食品のとりすぎに注意
◆リン酸塩などの食品添加物に注意が必要です。
食品添加物は様々な加工食品に含まれます。
食品添加物のうち特に身長に悪影響があるのは、「リン酸塩」である。
優れた食品でも悪影響が出る。
◆牛乳の飲みすぎ
牝牛由来の女性ホルモンが子供の体内のホルモンに悪影響を及ぼす可能性がある。
脂肪も多く含まれるため肥満に繋がります。
◆大豆製品のとりすぎ
イソブラボンを大量に摂取すると、子供の体内のホルモンに悪影響が出る可能性がある。
◆野菜の食べすぎ
食べすぎると成長因子が低下します。
イソブラボンを大量に摂取すると、子供の体内のホルモンに悪影響が出る可能性があります。
カルシウムや亜鉛とくっついて、必要な栄養素が体外に出ていく可能性があるのです。
年齢+5gを目安に摂取することです。
◆ヨウ素のとりすぎ
ヨウ素は甲状腺ホルモンをつくるために重要な栄養素ですが、とりすぎると甲状腺ホルモンが低下してしまいます。
インスタント食品にはヨウ素が多く含まれます。
◆レバーの食べすぎ
レバーは鉄分、ビタミンA、B1、B2が豊富だが、牛や豚の肥料はダイオキシンや残留農薬で汚染されていることもあるため、食べすぎには注意が必要。
おすすめの食材リストを紹介
たんぱく質が豊富な食材
鶏ささみ、鶏むね、豚もも、牛ひれ、牛モモ、まぐろ赤身、タラ、サケ、サワラ、エビイカ、木綿豆腐、絹ごし豆腐、納豆、枝豆、卵、牛乳、ヨーグルト、チーズ
カルシウムが豊富な食材
しらす干し、わかさぎ、桜エビ、干しひじき、うなぎ蒲焼、魚中骨缶詰、乾燥わかめ、小松菜、切り干し大根、モロヘイヤ、菊菜、大根の葉、チンゲン菜、木綿豆腐、油揚げ、高野豆腐、納豆、ごま、牛乳、ヨーグルト、チーズ、脱脂粉乳
マグネシウムが豊富な食材
カキ、タコ、サケ、マグロ、カツオ、ホタテ、サツマイモ、枝豆、ほうれん草、バナナ、納豆、絹ごし豆腐、アーモンド、パスタ(乾)、そば(ゆで)
亜鉛が豊富な食材
牛もも肉、豚ひれ肉、牛ひき肉、カキ、うなぎ蒲焼、タコ、ごはん、そば(ゆで)、パスタ、チーズ、木綿豆腐、高野豆腐、納豆、厚揚げ、ナッツ
カリウムが豊富な食材
ほうれん草、ブロッコリー、ジャガイモ、サツマイモ、とうもろこし、切り干し大根、バナナ、キウイ、りんご、真昆布、ひじき、乾燥わかめ、納豆、牛乳
炭水化物が豊富な食材
ごはん、食パン、うどん、そば、パスタ、ジャガイモ、サツマイモ
ビタミンB2,B6が豊富な食材
豚ひれ肉、豚もも肉、牛ひれ肉、鶏もも、鶏ささみ、ほうれん草、ブロッコリー、まぐろ赤身、納豆、牛乳、ヨーグルト
鉄が豊富な食材
牛もも肉、牛ひれ肉、牛ひき肉、ブレひれ肉、カツオ、ブリ、まぐろ、アサリ、イワシ、卵、小松菜、ほうれん草、木綿豆腐、高野豆腐、納豆、きな粉、切り干し大根、枝豆、ひじき
これらの食材リストを意識して料理作りをしてください!