今回は、ハムスターの目や耳の病気についてお話します。
ハムスターは目の病気になることは、よくあります。
歳をとると、普段より多く出てきます。
早期発見が大事ですので、普段からよく観察しておきましょう。
ハムスター目の病気とは?
ハムスターの目の病気は、たくさんあるのですが、代表的なものは以下の4つです。
それぞれ解説していきます。
結膜炎
早急に病院に連れて行きましょう
確認ポイント
- ゲージを清潔にしていたか?(糞の掃除など)
- 床材や、トイレの砂を定期的に交換したか
- 床材や砂の種類を変えたタイミングで発生したか?
何故発生したのを考え、2回目の発生が無いように注意して上げましょう。
白内障 ドワーフハムスターに多い
症状 :目の水晶体が真っ白に濁る
目ヤニが出る
原因 :老化
遺伝
内臓疾患や糖尿病などの病気
治療 :目薬の投与
現在のところ、有効な治療法は無いとされています。
ハムスターは、嗅覚が優れており、生活に困ることは無いと言われています。
内臓疾患でないことを確認するために、病院に行っておきましょう。
栄養バランスに注意して、内臓疾患に対して普段から予防しましょう
麦粒腫
症状: まぶたや結核に「うみ」がたまり、
赤く腫れぼったくなる
中心に白い腫瘍ができる
目が半開きになる
原因: 細菌への感染
治療: 目薬の投与
切開し、うみを出す
予防: ゲージ内を清潔に保つ(ゲージの熱湯消毒も行おう)
眼球突出
症状: まぶたから眼球が飛び出す
腫れる
涙目になる
原因: ハムスターの首筋を長い間掴んでいると、
興奮状態になり眼球が飛び出る。
結核にうみがたまると、眼球が押し出されることがある
脂肪がたまって飛び出る
治療: うみが原因の場合は、手術をしてうみを出す必要がある。
眼球が乾いてしまったときは、人口涙液の点眼を行う。
目の病気は、仕方がない場合もありますが、ゲージを清潔にすることでリスクを抑えることができます。
また、食べ物もバランスいい食事をすることで、内臓疾患の予防にもなるので、私たちで出来る限りのことはしてあげましょう。
普段から、この子よく病気するな~と感じたら、保険に入ることも手です。
躊躇せず、即病院へ連れて行けます。
耳の病気 外耳炎とは
症状: 耳の周囲を足でかく頻度が多い
頭をふったり耳を壁に押し付けたりする
耳の中が臭くなることも
原因: 細菌の感染
治療: 点耳薬や抗生物質の投与
予防: ゲージを清潔に保つ
症状: 目ヤニや涙がたくさん出る
目をこする仕草が増える
出血
原因: 目に細菌やゴミが混入した
床材のアレルギー
トイレの砂が目に入った
傷ついたとき
治療: 抗生物質の点眼薬
飲み薬
予防: ゲージ内を清潔に保つ
(ゲージの熱湯消毒も行おう)